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2012年02月03日

柏屋シアター 反原発紙芝居+映画「アトミック・カフェ」

柏屋シアター 反原発紙芝居+映画「アトミック・カフェ」

日時 2月5日(日)午後3時より
場所 那覇市松尾 2ー11ー22 ゲストハウス柏屋1階 柏屋食堂
    098-869-8833

映画上映の前に反原発紙芝居上演急遽決定!

野外劇団楽市楽座の反原発紙芝居は、
本公演と違い上演機会が極めて少ないです。
ぜひこのチャンスにご鑑賞下さい。
投げ銭有り。
15時スタート約20分の上演時間です。

反原発紙芝居 「金魚姫と蛇ダンディ原発編」
http://www.youtube.com/watch?v=V1DXjc-Kjug

野外劇団楽市楽座
http://yagai-rakuichi.main.jp/

反原発紙芝居終了後、
映画上映「アトミック・カフェ」(1982年/アメリカ/87分)

無料

映画「アトミック・カフェ」解説
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=5209
>身を守る手段としてはサングラスひとつ、放射能測定バッジを胸に実験動物よろしく原爆実験場に放り込まれる米国兵たち。彼らに向かって将校が言う「これは単なる実験だ、君たちに危険はない・・・・・・。」あるいは可愛いらしい亀のバート君の登場するアニメーション。いつも用心深いバート君が子供たちに話しかける「さあ、もしピカッと閃光が走ったらどうする?そう、首を引っ込めて、もぐるんだ。」地震訓練さながら一斉に机の下にもぐり込む小学生たち。
 今から見ると噴飯ものの、40年代から50年代にかけてのニュースフィルムやアメリカ政府製作の広報フィルムだけで構成された極めてクールかつブラックなエディトリアル・ドキュメンタリー。その精緻な編集テクニックはその後のアメリカン・カルチャー全体に隠然たる影響を与えた。新しくはマイケル・ムーアが監督ケヴィン・ラファティを師と仰ぎ、この映画からの影響を公言している。
 表面上はシニカルな反核映画に見えるこの作品だが、3人の製作者が本当に意図したのはこうした映像を通して浮き彫りにされるアメリカ政府によるプロパガンダ、大衆操作の恐ろしさである。そのために彼らは、第一次世界大戦からベトナム戦争にいたる優に1万本を超えるプロパガンダ映像を、アメリカ陸・空軍基地の倉庫にまで押しかけて探し出し見まくったという。そしてその中から取捨選択を繰り返す過程で、最終的に原爆に焦点を絞ることに決定したのだった。
 彼らがこの映画の制作を通じて貫き通した原則は以下の2つ。その1、新たに撮影した映像は一切使用せず、既存の映像と音(楽)のみで構成する。その2、一切ナレーションは使用しない。
 ナレーションの助けも借りずに、既存の映像の編集のみを通じて製作者の意図、視点を伝えるという難行のために、この映画の制作には結局なんと5年以上もの歳月が費やされることとなった。しかしこれにより「アトミック・カフェ」が、冷戦や反核ムーブメントなど、その時代ごとのコンテクストを逃れ、今なお鋭い輝きを放っていることもまた紛れもない事実なのである。



Posted by レフヒヨ at 01:47│Comments(0)
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